今年1月、福岡市中央区で60代の男性が西鉄の路線バスにひかれ、大けがをした事故。
西鉄は報道を受け、事故から2か月たってようやく公表した。
これまで公表しなかったことについて、林田社長は「私の判断の誤りだった」と陳謝した。
男性の手を挟んだまま発進両足折る大けが

事故は今年1月22日、福岡市中央区大名のバス停で起きた。
警察などによると、西鉄の路線バスに乗車しようとした64歳の男性がドアに手を挟まれたものの、バスはそのまま発進。男性は、手を挟まれた状態で10メートルほどひきずられた後、転倒し、バスにひかれた。
警察などによると、バスの運転士は気づかず走り去り、周囲の人が警察などに通報し男性は病院に搬送された。
男性は両足の骨を折る大けがをし、皮膚を移殖するなど手術は12時間に及んだ。