新潟のシンボルで、国の重要文化財となっている『萬代橋』が落書きの被害に遭ったことがわかりました。管理する新潟国道事務所は警察に被害届を提出し、今後の対応を検討しているということです。
新潟国道事務所によりますと21日、「萬代橋に落書きがある」などと通りかかった人から連絡があったということです。
落書きは2か所で見つかり、下流側の欄干付近に油性ペンのようなもので、アルファベットが書かれているほか、右岸の橋詰め広場の壁面にスプレーのようなもので落書きされています。


管理する新潟国道事務所は警察に被害届を提出し、今後の対応方針を検討しているということです。
萬代橋は日本一の大河・信濃川にかかる“新潟のシンボル”で、長さ306.9m。1929年に架け替えられた“3代目”で、2004年には国の重要文化財に指定されています。
新潟国道事務所は、歴史的・文化的に貴重な構造物だとして、大切に利用してほしいとしています。