優勝以来57年もの間デザインを変えなかった大宮工業

ユニフォーム展の目玉はほかにも…優勝校の中で唯一の工業高校、埼玉の大宮工業です。昭和43年の優勝以来57年もの間デザインを変えてきませんでした。しかし再来年、学校統合のため校名が変わります。貸し出しを申し出たところ、大切に保管してくださいと寄贈されたのだといいます。

(ユニフォーム研究家 石原正裕(RSKディレクター))
「57年間優勝したことを記念してユニフォームを全く変えなかったって言う人たちの野球に対する思いが僕はすごいなと思って、そういう風な話を聞くと感動する」

今回は岡山東商業の優勝旗のレプリカや優勝メダルなども展示されます。

また岡山県からセンバツに出場した13校のユニフォームも並べる予定です。

(ユニフォーム研究家 RSK石原正裕ディレクター)
「岡山のたくさんのユニフォームも並べるんです。そうしたら必ずテレビを見てる皆さんの学校のものもあるはずなんです。それを見て元気を出してもらいたいとか、若さを取り戻してもらいたいという気持ちがあります」

「最強の高校野球ユニフォーム展春」はあす(22日)から29日まで開かれます。

【スタジオ】
ーあす(22日)は高松商業の初戦でもありますが、この特別展も注目ですね。開催初日のあすは午前11時からセンバツ優勝投手・平松政次さんが開会セレモニーで始球式を行う予定です。往年のフォームを目の前で見られるのは楽しみですね。入場は無料。期間中、石原さんの解説も行われます。ぜひ、ご来場ください。