第37回大会で優勝した岡山東商業のユニフォームも

こちらは昭和40年、第37回大会で優勝した岡山東商業のユニフォーム。

学校には今もセンバツの優勝旗のレプリカが飾られています。RSKには当時の実況中継が残されています。

(優勝の場面の音声)

(平松政次さん)
「一戦一戦勝っていくうちに、まあ1回戦で負けるだろうと。2回戦勝っても次負けるだろうとみんな考えていた」

優勝の立役者となったは、のちにプロ野球の大洋・横浜で201勝をあげ名球会入りする平松政次さんでした。センバツ初戦の1球目が快進撃の始まりになったと話します。

(平松政次さん)
「1回戦に何を思ったかというと、マウンドに上がって一球投げる時にコントロールも物凄くノーコンピッチャーでしたから。コントロールが悪かったですから。何とか一球目をど真ん中でストレートでストライクを取りたいと。それができたらなんとか落ち着くかなと思って。それだけです、初球がボールだったらバタバタになっていたんです。でもドーンとストライクだったので」