アメリカ軍の西普天間住宅地区の跡地で開院した宜野湾市の琉球大学病院に医療従事者の子育てを支援するための院内保育園が完成し、関係者に施設が公開されました。



医学部のキャンパス内に設置される琉球大学病院保育園「ミライエ」は、院内で働く医療従事者などの子育てを支援しようと計画されたもので、20日に関係者がテープカットで施設の完成を祝いました。保育園は0歳児から5歳児まで70人程度の利用を想定していて保育室の他園庭に遊具なども設けられています。



医療従事者は不規則な勤務や長時間労働のため子育てなど、家庭生活との両立の難しさが課題となっていて、病院としては保育園を設置することで子育てをしながら安心して働ける職場環境につながればと期待を寄せています。この保育園は入園児の地域枠を設けていて、地元の子どもも受け入れることで地域貢献も図っていくことにしています。