大分県教育委員会は職員の労働環境改善と快適な利用環境維持のため、県立図書館の休館日などを新年度中に見直す方針です。
大分市にある県立図書館は、およそ124万冊の図書などを保管していて、昨年度は30万人以上が利用しています。

こうした中、現状の職員体制で利用者へのサービスを維持するため、県教育委員会は図書館の休館日と閉館時間の見直しを検討しています。
検討案では休館日は現在の毎月第1、第3、第5月曜日から毎週月曜日に、平日の閉館時間は現在の午後8時から午後7時に変更されます。
理由として、県教委は変更の対象となる曜日と時間帯は利用者が少ないことなどをあげています。県教委はこの案について3月27日まで県民から意見を募り、検討した上で、新年度中に実施したいとしています。