春分の日の恒例行事、五穀豊穣を願う御田植祭が大分県国東市で開催され、ユニークな化粧と動きで会場を沸かせました。

諸田山神社御田植祭は、1821年から始まったといわれている国東市安岐町諸田地区の伝統行事です。県の無形民俗文化財に指定されているこの神事。水田に見立てた境内で昔から伝わる田植え作業をコミカルに演じることが大きな特徴です。出演者はユニークな化粧を施され、五穀豊穣と子孫繁栄を願う独特な所作で会場を沸かせました。

(見物客)「ずっと続いているのがすごいですよね。地区の人が一生懸命なのでずっと続いてほしいですね」「芸達者というか所作もうまくてすばらしいと思いました」

国東市安岐町で200年以上にわたって続いている御田植祭。人々に笑いを届けながら地域の伝統文化を受け継ぎます。