日本庭園を背景にカメラに笑顔を見せる親子。新潟市の『旧斎藤家別邸』で1950年代に撮影された写真です。当時、ここに住んでいたアメリカ在住の姉妹が70年の時を経て、写真を施設に寄贈しました。
アメリカからはるばる新潟市中央区の『旧斎藤家別邸』へやって来たのは、ナンシー・デイリーさん(75)と姉のリンダ・ブロウネルさん(77)。

リンダ・ブロウネルさん
「当時、庭の右側には砂場があって、それをよく覚えています」
終戦後、1950年までの5年間、GHQの要職が暮らす公邸として使われていた旧斎藤家別邸。リンダさんたちは父親の仕事で1951年前後のおよそ2年間、ここで暮らしていたそうで、今回、その当時の写真を施設に寄贈したのです。
