人生の終焉通して「生」を考える

めめんともり 村田ますみママ:
「20代で母親を亡くしたという経験があったから自分事になったけれども、それがなかったら死について考えもしなかったと思う」
男性客(30代):
「20歳の時に友達がバイクで亡くなったんですけど、本当はその人が生きたかった明日明後日、1年後10年後を自分たちは生きている。楽しまないとな」
いつ訪れるか予想ができない死。だからこそ、今を生きることの大切さを再認識したようです。店の壁には、これまで訪れた客の「理想の最期」が貼り出されています。人の数だけ、内容もさまざまです。

めめんともり 村田ますみママ:
「死について考えることは生きることについて考えること、といつも言っています。日々を大切にして感謝の気持ちが生まれてきたり、1日1日がすごくキラキラしてきたりとか。人生を豊かにする営みだと思うんですよね。この場所がそういうことを考えるきっかけになったり、居場所にしてほしいですね」
ラテン語で『死を想え・死を忘れるな』という意味の「めめんともり」。みなさんはどんな最期を思い、どんな生き方を選択しますか。















