ラジオで聴いたスティーヴィー・レイ・ヴォーンでブルースに目覚める

※スティーヴィー・レイ・ヴォーン:アメリカ合衆国のギタリスト・作曲家・歌手

ichiro
「東京でしばらく無職だった時に、FEN(在日米軍向けに放送されていたラジオ)を聴いていたらスティーヴィー・レイ・ヴォーンていう人の曲が流れて、それが衝撃的で、それからやる気がワーッと出てきて」

ブルースに魅せられたことで、内装の仕事をしながら、歩行者天国やライブハウスで音楽活動を続ける。さらに渡米し、数多くのセッションをこなした。

ハーレーに乗っていたこともあり、バイクミーティングで出会った人に紹介され、ワーナーミュージックジャパンからソロデビューを果たす。

ichiro
「たまたま縁があって、俺のデビューライブにレッド・ウォーリアーズだったダイヤモンド☆ユカイが来てくれて、その後からユカイくんのバンドのサポートをやることになりました。ユカイくんが最初にプロの道への大きい扉を開けてくれた、実は一番大事な人なんです」

ichiro
「2006年に矢沢永吉さんの大きいツアーをやって、その年から夏木マリさんとバンドを始めて、2010年から長渕剛さんのツアーを15年やっています」

現在は、寺尾聰のツアーにギタリストとして参加している。

ichiro
「寺尾さんは、“ichiroにはichiroのスタイルがあって、それで俺はお前にやってほしいんだから”と言ってくれる。寺尾さん本人と一緒にツアーをやれているということが、ちょっと信じられないですね」

もちろんichiro自身の活動も継続中だ。
ギタリストとしての男の背中は、年々味を増している。

ichiro
「とにかく自分に妥協しないっていうか、そこが一番じゃないと頑張り続けられないと強く思いますね。青森出身の素晴らしいミュージシャンもいるし、そういうミュージシャと組んでフェスなどをやって、いい時代をつくることができればいいなと思います」

ichiroにとっての幸せとは「表現したいことが思い通りの音になって包まれる瞬間」という

青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分
「TurningPoint」2025年3月18日(火)放送回より