約65年ぶりに新たな車両が誕生します。

ことでん=高松琴平電気鉄道が来年秋に導入予定の新造車両のデザインを発表しました。

イメージしたのは、「香川の新しい風」。瀬戸内の爽やかな風を思わせる、ブルーを基調とした色使いが印象的なデザインです。

ことでんは、去年12月から利用者らを対象に投票を行い、3つの案で最も人気のあったデザインを採用しました。

投票した人からは「ことでんの明るいイメージに合う」「丸みを帯びたデザインで親しみやすい」といった声があったということです。

新しく車両を整備するには、1編成2両で5億円ほどかかるため、国や沿線自治体から支援を受けるとしています。新造車両の導入は1960年以来で、2026年秋に運行が始まる予定です。