2024-25 SOMPO WEリーグ・アルビレックス新潟レディースは16日、アウェーでちふれASエルフェン埼玉と対戦し、4対0で勝ちました。

新潟は長短のパスを駆使しながら攻撃を仕掛けると、前半11分には左サイドを抜け出したMF川村優理がドリブルで持ち出しクロス。中央で待っていたFW川澄奈穂美がシュートを放ちますが、枠をとらえきれません。
相手の攻撃も粘り強く守り、前半をスコアレスで折り返します。

後半スタートから、新潟はFW石田千尋に代えてMF上尾野辺めぐみを投入。この橋川和晃監督の采配が試合を動かしました。

後半3分、左サイドからのコーナーキック、MF上尾野辺が上げたボールをDF横山笑愛と相手が競り、オウンゴールを誘って先制点を奪うと、その2分後にはペナルティーエリア左側からのMF上尾野辺のフリーキックにDF山谷瑠香が頭で合わせて2点目。さらに後半10分には、右サイドからのコーナーキック、MF上尾野辺のボールにMF川村優理が体を投げ出しながら頭で合わせて3点目。わずか7分で怒涛の3ゴールを挙げます。
その後も決定機を作り出すものの、なかなか4点目が奪えませんでしたが、35分でした。右サイドでパスを受けたMF上尾野辺が相手をかわしてクロス。ゴール前で、途中出場のFW道上彩花が右足で合わせますが、キーパーに阻まれます。ただ、こぼれたボールを再びFW道上が左足で決めました。新潟は埼玉に4対0で快勝し、5位をキープしました。

新潟の次の試合は、22日午後1時からホーム・デンカビッグスワンで大宮アルディージャVENTUSと対戦します。
当日はクラブ・選手全員で考えたアイディアを実行する『WE ACTION DAY』となっていて、『10代でよかったキャンペーン』など様々な企画を実施するとしています。10代は30名まで3000円で観戦可能=『30人集まれば、1人当たり100円』ということで、クラブ側では多くの人にスタジアムで観戦してほしいとしています。