◆百貨店は「明るい未来を想像」

今年1月の時点で円は1ドル=115円前後で推移していました。その後、急速に円安が進み、13日夜は一時147円台後半まで急落しました。
鈴木財務大臣「過度な変動に対しては適切な対応を取りたい」
急速に進む円安を止めないのか。政府・日銀を批判する声も企業からは上がっています。いつ再び為替介入に踏み切るのか。ギリギリの判断を市場が固唾をのんで見守っています。

今月11日に水際対策が大幅に緩和されビザなしの個人旅行が解禁されたことで福岡へ来る外国人も徐々に増えています。外国人による「爆買い」を期待している百貨店は水際対策の緩和と円安をビジネスチャンスと捉えています。
吉松真希「水際対策が大幅に緩和され、海外の観光客も徐々に増えてきました。天神の百貨店も外国人に人気の商品を準備しています」

大丸担当者「日本の酒や高級フルーツ、化粧品の在庫の奥行きを準備したい。ここまできたら期待だけと言いますか、明るい未来を想像しています」
期待と不安が広がる円安。政府と日銀が今後どのような対策をとるかで経済や私たちの暮らしは大きく変わってきます。














