長野県川上村の消防団で会計責任者を務める30代の男性が、分団の運営費390万円余りを私的に流用していたことがわかりました。
村によりますと川上村消防団の居倉(いぐら)分団で班長と会計責任者を兼任する30代の男性が、2024年3月から2025年2月のおよそ1年間にわたって分団の運営費390万円余りを私的に流用していました。
男性は運営費を遊興費や借金の返済に充てていたということです。
私的流用は2月に会計監査資料を作るにあたり、男性に通帳の提出を求めたところ提出しなかったことをきっかけに発覚しました。
分団では会計責任者が印鑑と通帳を管理し、利用についても一任されていたことなどから私的流用に気づけなかったということです。
村では第三者の監査を導入するなどし再発防止を徹底するとしています。