この先は、大きな気温変化に注意が必要です。3月15日~21日の週は、この時季としては強い寒気が流れ込んで冬の寒さが戻りますが、3月22日以降は一気に気温が上昇。ゴールデンウィーク頃の汗ばむ暑さとなる日もありそうです。
1週目(3月15日~21日)全国的に強い寒の戻り 山ではなごり雪も

1週目は、強い寒の戻りで全国的に気温は「平年よりも低い」見込みです。

特に、週の中頃にかけては、西日本~東日本の広い範囲で最高気温は10℃前後にとどまり、再び北風が冷たくなります。標高の高い山では、なごり雪となる所もあるでしょう。この春のダウンコートの出番は、この週が最後となりそうです。
2週目(3月22日~28日)一気に春本番の暖かさ 初夏の陽気も

2週目は、気温が「平年より高い」所が多く、1週目との気温の変化がかなり大きくなるでしょう。本州付近は暖かい空気に覆われて春本番の暖かさとなり、日中は上着がいらない日も多くなりそうです。

北海道から中国・四国にかけては「高温に関する早期天候情報」が発表されて、この時季としては気温が「かなり高く」なる見込みです。初夏の汗ばむ陽気となる日もあるため、念のため熱中症に注意をしてください。
奄美・沖縄は寒気の影響が長引いて、気温は「平年より低い」傾向です。