重さ推定200キロ 2時間かけ460年ぶりの「お引っ越し」

安全に運ぶため、観音坐像の顔の上にある面や、付属品が外されます。
高さは2メートル10センチ、重さは推定200キロ…。
阿弥陀堂から出すのも、元の須弥壇に上げるのも、一苦労です。
100m足らずの距離を、2時間ほどかけて10人がかりで移動させました。
寺によりますと、今回観音座像が本堂から動かされたのは、およそ460年ぶりだということです。
極楽寺 菅梅行恭住職
「ほっとした、いうところ。もともと諸願成就の仏さんなので、皆さんの願い事を叶える仕事をしっかりやってもらいたい。そのお手伝いをやらせてもらうことを、すごく光栄に思う」
今後、観音坐像は、年に4回の御開帳の時だけお目見えします。次の御開帳は、4月20日を予定しています。














