15日に開業する上所駅は、新潟駅と白山駅のほぼ真ん中。
新潟駅や白山駅からはそれぞれ電車で3分なので、開業前後の時刻表を見比べると、新潟-白山間で3分プラスとなります。

上所駅の誕生で一番恩恵を受けそうなのが、駅から350mのところにある「新潟県立新潟南高校」の生徒たちです。

電車通学ではこれまで、白山駅や新潟駅から学校まで徒歩なら25分もかかるため、それぞれ最寄駅で電車を降りてから自転車で通っている生徒もいました。
それが、上所駅を出てから5分もかからずに登校できるようになるのです。

“上所駅効果”もあってか、南高校の2025年入試倍率は、前年から大幅アップ。
残念ながら「南高校前」という駅名は実現されませんでしたが、およそ1000人いる南高校生のうちおよそ600人が上所駅を利用するとみられています。