イノシシやシカの肉など「ジビエ」のおいしさを知ってもらおうと、キッチンカーによるジビエ料理の販売が、山口県庁でありました。

黒ビールや赤ワインで煮込んだシチューに、台湾料理でおなじみのルーロー飯。これらの料理にはイノシシやシカの肉、「ジビエ」が使われているんです。

県は、鳥獣被害の減少に向け、捕獲した鳥獣のジビエ利用を進めています。

ジビエのおいしさを知ってもらおうと、県庁で初めてジビエ料理が販売されました。

「肉がかたい」「臭みがある」というイメージのあるジビエですが、味は。

職員「食べてみたらお肉もすごくやわらかく調理されていてとてもおいしかったので、これからまた機会があったら食べてみようかなと思います」

ジビエ料理を販売している、キッチンカー「sora」では、国が衛生的な管理や流通を行う事業者を認定する、「国産ジビエ認証」を受けている施設で処理をした肉を使っています。

およそ20種類のハーブやスパイスを入れることで、食べやすいように工夫しているそうです。

sora-GibierFoodTruck-武内和貴店長「1回食べてみて、おいしいなと思ったらどっかで見かけた時に食べていただいたりとかちょっとずつ消費していただいたらうれしいなと思います」

キッチンカー「sora」では、今後県内各地でジビエ料理のおいしさを広めたいと話していました。