青森県内は12日、春の訪れを感じさせる陽気となり、県内21の観測地点で今年一番の暖かさとなりました。この陽気に誘われるように、八戸市では可憐なウメの花がほころび始めました。
濃いピンクで可憐に咲く「ウメの花」。
八戸市民に「早咲きのウメ」として親しまれている、市立図書館の「紅梅」です。
図書館の職員によりますと、1輪目が開花したのは10日で、いつもの年より3週間ほど遅かったということです。
12日の八戸市は、最高気温が4月中旬並みの14.3℃まで上がり、暖かな日差しに誘われるように3輪がほころびました。
県内は、23の観測地点のうち、21地点で今年一番の最高気温を観測。
4月上旬~5月上旬並みの暖かさとなり、市民は高まる“春の足音”を感じていました。
市民は
「いいよね。こういう花はね」
Q.春がきた感じがしますか?
「する!」
また、12日は県内のサクラの開花予想も発表されました。
日本気象協会によりますと、県内3市では八戸市が最も早く4月17日、弘前市の弘前公園が翌4月18日、そして青森市が4月19日に開花する予想となっています。
いずれも、平年から2~4日早い見込みです。
また、満開日は青森市が4月22日、弘前市が4月24日の予想で、春の大型連休の前に満開のサクラが楽しめそうです。
次回のサクラの開花予想は、来週3月19日に発表される予定です。