パリオリンピック™に出場した競泳の池江璃花子選手が、新潟県長岡市で合宿に臨んでいます。まもなく開幕する日本選手権で「1種目でも多く優勝したい」と意気込みを語りました。
長岡市のプールに姿を見せた競泳の池江璃花子選手(24)。
2023年秋からオーストラリアに拠点を移し練習を積んでいますが、子どものころから慣れ親しんでいるこの場所で調整をするのが、大切な試合の前のルーティーンなんだそうです。

【池江璃花子 選手】
「(長岡のプールは)全国でもトップレベルくらいすごくいい環境にあるなと思うので、やっぱり大事な試合の前はここで」

20日に開幕する日本選手権で、池江選手は自由形とバタフライの4種目にエントリー。

1月に突然コーチが交代するなど、大きな環境の変化に悩みながらも体作りを続け、7月にシンガポールで開かれる世界選手権への切符を狙います。

【池江璃花子 選手】
「(他の選手の)若さに負けないようなレースをしたいなというのと、今回の日本選手権は1種目でも多く優勝できるようにしたいなというのが目標」
白血病による休養を経て、プール復帰を果たした日からまもなく5年。池江選手は、3年後のロサンゼルス オリンピックを自身の“集大成”と位置づけています。

【池江璃花子 選手】
「こうやって区切りをつけることによって、今までにない緊張感を感じる、自分にプレッシャーを与えるような試合になるんじゃないかなと思うんですけど、オリンピックに『行きたい』という気持ちよりも、オリンピックで『結果を出す』という気持ちに切り替えられるような結果を出していけたらなと思います」
