JR西日本は4月と5月に、JR山陰線の一部区間で、夜間の一部列車を運休し、バスでの代行輸送を実施すると発表しました。夜間時間帯に集中的に保守工事を実施するためとしています。

JR西日本中国統括本部によりますと、運休区間は山陰線の倉吉駅~米子駅間で、運休実施日は4月1日~4月25日と、5月7日~5月19日です。

この期間、倉吉→米子方面、米子→倉吉方面ともに、最終列車と最終列車の1本前の普通列車を運休し、バスでの代行輸送を実施するということです。

労働人口の減少に伴い線路保守作業員の確保が困難となりつつある状況において、老朽化した線路設備の改良工事を効率的に進めていくことを目指し、集中的に保守工事を実施するためとしています。

JR山陰線でのこうしたバスによる代行輸送は、同じ4月1日~4月25日と、5月7日~5月19日に浜田駅~益田駅間でも実施するということです。こちらは浜田→益田、益田→浜田ともに最終列車が運休となります。