阪神淡路大震災では、同時多発火災が発生し、7000棟以上が全焼する甚大な被害となりました。もし関東で首都直下地震がおきた場合、いのちを守ることができるのか?実は東京スカイツリーに心強い「秘密基地」がありました。
「ここからモザイクで…」スカイツリーの“秘密基地”に潜入

完全非公開の秘密ルートを歩くと、たどり着いたのが「危機管理ベース」です。
墨田区防災課 岩本健一郎 課長
「区役所の庁舎が使えなくなった場合に使います。第二の災害対策本部の場所」

スカイツリーの高さ260mに設置した高性能カメラを操作することで、災害時に火災がどこで起きているのか、すぐに把握することが出来ます。
速やかに火災を発見したあと、課題となるのは、どうやって火を消すのか。
阪神淡路大震災では、「2つの想定外」がありました。