愛知県小牧市の産婦人科クリニックできょう行われた訓練。東海地方を中心に最大震度7の地震が発生したという想定です。

(ミナミクリニック 南宏次郎 院長)
「このまま緊急分娩になりそうな人もいるので、外に出て発電機を立ち上げます」

今回の訓練では、実際に電気・ガス・水道を一時的に遮断。ライフラインが完全に止まったときに出産にどう対応するかを確認します。停電時には、非常用の電気だけで自然分娩や帝王切開の緊急手術にも対応するということです。

(ミナミクリニック 南宏次郎 院長)
「分娩は生理的なもの。震災中なので手術予定を遅らせましょうというわけにはいかない。いつ陣痛が始まるか分からない。対応できるように今回の経験を活かしてもっと準備しようと思う」