ここで手作業で分解され、木材など燃やせるものは粉砕して焼却処分。金属類は圧縮してスクラップにされるということです。

どちらにせよ、まだ製品として使えるかどうかに関係なく、壊され、単なるくず鉄などとして扱われることになります。

松江市の家庭ごみは2016年度から減少傾向にあって、粗大ごみは2022年度には4年前の半分以下の360トンに減りましたが、さらなる減量のカギがリユースです。

松江市リサイクル都市推進課 大原康史 課長
「家庭から不要になって捨てられる粗大ごみを、どなたかご入用の方に譲って頂いて、再利用して頂くことで松江市のごみの量を減らすことが目的です」

まだ使えそうなものがあっても、市が主体でリユースの場を作るのは、輸送や保管面から難しいのだそう。