身延町にあるこちらの古民家。
若林さんの曽祖父が建て、使われていなかった築100年の古民家で、ショールームも兼ねた1棟貸しの宿泊施設に改修し、去年オープンしました。

木工職人 若林克友さん:
「ギャラリーに泊まれるイメージでつくっています」

家具も建具も彫刻も若林さんの作品で、ベッドからも作品が見えるよう設計されています。

木工職人 若林克友さん:
「1日を通して使い、何か違うな、見えないけれども感じる。なんで良いんだろうと思ったとき、本物の素材は良いんだというのを感じてもらえたらうれしい」

キッチンに使われているこちらのサクラの木の一枚板は福島とのつながりもあります。

木工職人 若林克友さん:
「福島で丸太市場に行って1本目まだ学生でしたが丸太1本買って、建物の中心に入れた思いれ1枚」
「この丸太の板が手元に5、6枚ある。ちりばめていくような計画」