穴の開いた節の部分をつかった彫刻は若林さんの代表的な作品です。
木工職人 若林克友さん:
「“生きている木の象徴”として表現として使えるのではないかと」
彫刻の制作は、震災、そして原発事故に対する若林さんなりの向き合い方でもあります。
木工職人 若林克友さん:
「失敗はあるかもしれないけど繰り返さないために反省して、じゃあどうすれば良いか、段取りというか、それができていないと思っている」
「福島との距離があれば(記憶が)薄れていくのは本当にスピードが速い。今も同じ想いで彫刻をつくることで向き合っている。変わらずにやっているという誇りは持っている」
“想い”を発信するために去年、新たな取り組みも始めました。
木工職人 若林克友さん:
「築100年の建物ですね」