東京株式市場で日経平均株価が一時1000円以上大きく値下がりし、心理的な節目の3万6000円台を割り込みました。

アメリカのトランプ大統領が先週末、景気後退に陥る可能性を問われ、「そういったことを予測するのは嫌いだ。我々がしていることは非常に大きいので過渡期がある」と発言。

これを受け、きのうのニューヨーク株式市場で、アメリカ経済の先行き不安からダウ平均株価など主要な株価指数がそろって下落。ダウ平均株価の下げ幅は一時1100ドルを超えました。

こうした流れから、東京市場でも投資家がリスクを回避する姿勢を強め、半導体株などを中心に売り注文が優勢となり、全面安の展開です。