子どものうちから、SDGsについて学んでもらおうという取り組みが、新潟市の保育園で行われています。園児たちは、手作りのたい肥で育てた野菜を収獲し、給食の材料にして味わいました。


勢いよく野菜を引き抜いている新潟市南区にある諏訪木保育園の年長の子どもたち。13日に収穫したのは、ニンジン・ダイコン・クウシンサイの3種類です。


段ボールのコンポストで作った堆肥を使って、大切に育てました。


給食の下ごしらえも自分たちの手で…。

包丁も上手に使い、一生懸命に頑張りました。


「いただきます!」


自分たちが育てて収穫した食材を使い、自分たちで準備をした給食。
豆腐だんご・即席漬け・みそ汁の献立に姿を変えた野菜を、子どもたちはおいしそうにほおばりました。


【園児たち】
「クウシンサイとお汁を一緒に食べたことがおいしかった」


「ダイコンとニンジンが辛かった」


「農家さんにありがとうって言いたい気分」


【新潟市南区 五十嵐雅樹区長】「子どもの頃からSDGsの取り組みをして、物の大切さやリサイクルのあり方というのを学んでいただきたいと思っております」


新潟市南区ではこのほか2つの保育園でも、段ボールコンポストを使った同様の取り組みを行っていて、子どものうちからごみの減量・資源化についての意識を高めてもらいたいとしています。