10日午前、走行中の東北新幹線が線路内に立ち入った人物と接触した影響で、正午すぎから約2時間にわたり運転を見合わせました。

JR東日本によりますと、10日午前7時過ぎ、福島と郡山の間を走行していた車両が異常な音を感知して停車しました。

車両に異常はありませんでしたが、その後の確認作業で線路内に立ち入った人物と接触したことがわかったということです。

この影響で、午後0時22分から約2時間、東京と盛岡の間で運転見合わせとなり、新青森駅では利用客に混乱が見られました。

利用客は
「東京に帰ってからラッシュになってしまうので、子どもが大丈夫か心配です。ベビーカーがあるので」

「東京だと(車両のトラブルが)結構多いので、あまり何も思わないが、新幹線ともなると不安に思う」

東北新幹線では、先週6日に車両の連結が分離するトラブルがあり、今週14日まで東北・山形・秋田新幹線の連結運転を取り止めているさなかの人身事故となりました。