アメリカ軍と韓国軍の大規模な合同軍事演習の初日に、北朝鮮が数発の弾道ミサイルを発射しました。

韓国軍は、北朝鮮がきょう午後1時50分ごろ、南西部・黄海北道の黄州付近から朝鮮半島西側の黄海に向け、数発の弾道ミサイルを発射したと発表しました。射程が300キロより短い「近距離弾道ミサイル」だった可能性があるとしています。

アメリカ軍と韓国軍はきょう午前、この時期定例で、朝鮮半島有事を想定した大規模な合同軍事演習「フリーダムシールド」を開始。北朝鮮外務省はきのう付で合同演習の実施を「危険極まりない挑発的な妄動だ」と非難する声明を出していて、北朝鮮が反発を強め、ミサイルを発射した可能性があります。

トランプ政権の2期目に北朝鮮が弾道ミサイルを発射するのは、今回が初めてです。