アメリカがウクライナへの情報提供を一時停止して以降、ウクライナ軍が越境攻撃を行うロシア西部クルスク州で作戦に影響が出ていると伝えられています。

アメリカの有力誌「タイム」は8日までに、“ウクライナ軍がロシア軍の爆撃機などを察知することができず、空爆やミサイルの危険性を警告する時間が減った”、などと報じました。

西側諸国やウクライナの政府・軍関係者らの話として伝えたもので、「国民にとって非常に危険だ。至急、解除される必要がある」と危機感を示したということです。

また、“ロシア軍の前線での進軍を許し、ここ数日で多くのウクライナ軍兵士が死亡した”と伝えています。

イギリスのテレグラフ紙も“クルスク州でロシア軍がウクライナ軍の補給路を攻撃し、ウクライナ軍の兵士およそ1万人が、包囲される危機にある”と伝えています。