東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故から11日で14年を迎えるのを前に、長野市で市民団体が「脱原発」を訴えました。

長野市のセントラルスクエアで開かれた集会にはおよそ150人が参加し、震災の犠牲者に黙とうを捧げました。
活動は東日本大震災の翌年から続いていて、参加者の代表が「14年が経つが、被害に遭われた方や故郷を離れた人にとっては、まだ14年で、苦しみは癒えない」などと述べました。
また日本被団協のノーベル平和賞受賞に触れ、「この受賞を機に脱原発の活動をより進めたい」などと訴えました。
集会の後には、参加者が「ひろげよう脱原発」などと書かれたプラカードや横断幕を掲げて、長野市の中心部を行進しました。