■バレーボール 2024-25 大同生命SV.LEAGUE WOMEN (8日、大田区総合体育館)

今年1月に春の高校バレーで共栄学園高校を19年ぶりの優勝に導き、MVPを獲得した秋本美空(18)がヴィクトリーナ姫路に加入して初めてSVリーグのコートに立った。

第1セットを21-25で先取され、第2セットの23ー24の場面でコートイン。すぐにレフトからスパイクを放つも決まらず、NEC川崎に粘られて流れを変えることができなかった。

そのまま第2セットを奪われると、今度は10-17と点差がついたところで出番が回ってきた。しかしNEC川崎のベテラン選手にサーブで狙われると、エースポイントを与えてしまった。「自分がやるべきことを出せるようにしよう」と思いながらコートに入ったと振り返った秋本。

「(コートに)入ったら自分が狙われるって言うのはわかっていたので、メンタル的に強くいきたいなと思います」と話し、「途中から入るって場面が今までなくて、緊張したんですけどコートに入った時に先輩方がすごく声をかけてくれたので、やりやすかったです」とデビュー戦を振り返った。

試合はリーグ3位のNEC川崎にストレートで敗れ、この日、無得点に終わった秋本はデビュー戦を勝利で飾れなかった。