3月8日は「国際女性デー」です。国連のグテーレス事務総長は「女性の権利は攻撃されている、反撃しなくてはならない」などと呼びかけました。

グテーレス国連事務総長
「愛国主義と女性蔑視が主流になろうとしています。進歩が逆戻りするのを黙認するわけにはいかない。私たちは反撃しなければならない」

国連のグテーレス事務総長は3月8日の国際女性デーを前に、スピーチを行いました。この中でグテーレス氏は「世界のあらゆる場所で女性の権利が攻撃されている、私たちは反撃しなくてはならない」などと呼びかけました。

また、「デジタルツールは多くの可能性を秘めている一方、女性の声を封じ、偏見を増幅させ、嫌がらせを助長するケースも少なくない」などと警告し、「女性の安全が“当然の権利”ではなく、“特権”とみなされるような世界を受け入れてはならない」と呼びかけました。