条例に違反する大規模な盛り土を行っていた町会議員は「期限までの撤去は困難だ」と主張しました。

この問題は三重県紀北町の東篤布町議が、町内で条例に違反する大規模な盛り土を行っていたものです。
町の条例では1000平方メートル以上の広さで盛り土を行う場合、町長への届け出が必要ですが、東町議は、届け出をせずに2か所であわせて6000平方メートル以上の盛り土を行ったということです。

7日の議会で東町議は「土は関東からの建設残土だった」などと説明した上で、今後の対応について次のように話しました。
(東篤布町議)
「町から許可をもらってからでないと、そこに運べない状態。今運ぼうとしても持っていくところがない。町から指定されたところもない」

町は引き続き東町議に、3月28日までにすべての盛り土を撤去するよう求める方針です。