山口県周南市の20代の男性職員が、管理していたコミュニティ団体の資金約320万円を不正に引き出し私的に流用していたとして懲戒免職処分となりました。
懲戒免職処分となったのは、周南市地域振興部に所属する20代の男性職員です。
周南市によりますとこの職員は管理していたコミュニティ団体の預貯金口座から現金319万3000円を不正に引き出し私的に流用したということです。
周南市は3月6日付けでこの職員を懲戒免職処分としました。
すでに全額返済されているということで、被害を受けた団体は被害届けの提出や刑事告訴などは行わないとしています。

周南市の藤井律子市長は「法令を遵守する立場にある公務員としての信用を著しく失墜させる行為で誠に遺憾であり。市政を預かる者として大変重く受け止め、その責任を痛感しております」とコメントしています。