ゴムボート180キロを
男性隊員と訓練を受けているのは林日彩一等陸士。19歳の女性自衛官です。

「あげ!1、2。あげ!1、2」
重さ180キロのゴムボートは、男性隊員にとっても手ごわい相手です。

陸上自衛隊が海で訓練するのには理由があります。彼らは島を占領された場合、海から逆上陸し島を奪い返す唯一の部隊「水陸機動団」の隊員たちです。そして林さんは水陸機動団のなかで過去に女性が配属されたことがない「水陸機動連隊」初の女性隊員です。
林 日彩一等陸士:
「陸上自衛隊の中で唯一無二の水上機動による上陸作戦ができる部隊、その唯一の部隊に憧れがありました。もっと自分を高めていけるのでないかなという思いでここを選んできました」

「女性はますます増えると思う」
陸上自衛隊水陸機動団。複数の部隊で構成され女性の進出も進んでいます。しかし中核部隊の「水陸機動連隊」に、これまで女性が入ったことがありませんでした。
「水陸機動連隊」は島嶼防衛作戦で真っ先に最前線に投入される歩兵部隊。屈強な陸上自衛隊員の中でもさらに選りすぐりの隊員が集う精鋭部隊です。
機動連隊にこれまで女性隊員がいなかった背景には、その任務の過酷さがあったからだといいます。

陸自 水陸機動団 北島一団長:
「全国の普通科部隊に比べてとりわけ厳しい任務を有し厳しい訓練を行っている。女性隊員は今後水陸機動団、そして自衛隊全体でますます増加していくと思っています」














