南海トラフ地震など大規模災害発生時に、警察の災害派遣隊の拠点として香川県丸亀市のレオマリゾートの施設を利用する協定を、香川県警とレオマユニティーが結びました。

丸亀市で締結式が行われ、香川県警の旭警備部長とレオマユニティーの藤岡社長が協定書に調印しました。大規模災害発生時に、県外からの警察災害派遣隊の拠点として、ホテルの客室と駐車場の利用が可能になるというものです。警察と大型レジャー施設が災害時の施設利用を目的に協定を結ぶのは全国で初めてです。

(香川県警 旭国雄警備部長)
「南海トラフ地震は極めて大きな被害が起きますし、派遣隊数百人が香川に入ってきますので、その受け入れをしていただくというところは極めて重要」

(レオマユニティー 藤岡勇社長)
「大型レジャー施設だと設備面とか充実されてます。ですからそういうところほど優先的に災害が起きた時に協力していく」

香川県警は国営讃岐まんのう公園を管轄する四国地方整備局とも同様の協定を結ぶ予定です。