リコールの成立で解散したことに伴う出直し選挙で半数近くの議員が入れ替わった宮崎県川南町議会。
選挙後、初めてとなる議会が開かれ、新しい議長が「過去の失敗を乗り越え、希望ある川南町を作りたい」と抱負を述べました。

今月2日に投票が行われた川南町議会議員選挙には19人が立候補し、前職7人と新人6人が当選。
半数近くの議員が入れ替わりました。

川南町議会は、6日、出直し選挙後、初めての本会議を開催。新しい議長に4期目の中村昭人議員が選ばれました。

(川南町議会 中村昭人議長)
「新たな議会は過去の失敗を乗り越え、未来への希望と改革の象徴となるべき存在です。町民の皆さんとともに希望ある川南町を創造するための努力をいたします」

今回の選挙で初当選した新人議員たちは・・・

(江藤宗武議員・51歳)
「緊張感があって、いい雰囲気になるような感じがあったので、良かったと思う」

(金丸和史議員・48歳)
「先輩議員の方々の話を聞くと、かなりいい雰囲気の議会が立ち上がっている感じはしている。町民のみなさまの声が議会に届く議会、それで町政も動いていく形が取れるようになったんじゃないかと思う」

議会構成が大きく変わった川南町議会。
解散をきっかけにした議会の刷新が、今後の町政安定の足がかりとなるのか、注目が集まっています。