岩手県大船渡市など林野火災が全国で相次ぐ中、松山市消防局と陸上自衛隊などによる合同訓練が行われ、延焼阻止の対応を確認しました。
春の全国火災予防運動の一環として実施された訓練には、松山市消防局や松山駐屯地の隊員らおよそ50人が参加し、駐屯地付近で林野火災が発生したという想定で進められました。
現場近くには指揮本部が設置され、そこからの指示を受けたポンプ車による消火活動が始まります。
ほかにも、自衛隊員が延焼防止のために近くの木をチェンソーで切ったり、残り火の処理に使われる背負い式の消火機器「ジェットシューター」を使用したりして活動にあたっていました。
林野火災をめぐっては、今年に入り岩手県大船渡市など大規模なものが全国で相次いでいるほか、愛媛県内でもおととし11月に大洲市内で発生し、鎮火に1週間を要しました。
松山市南消防署 三原茂副署長
「岩手県の火災を受けて、松山市としてもさらに気を引き締めて予防啓発、また消防活動力というものを強化していきたい」
消防によりますと、林野火災の原因はたき火や火入れなど人的要因によるものが多く、発生すると消火活動も困難なため、火の取り扱いには十分注意するよう呼びかけています。
注目の記事
迫る自民党総裁選!5人の“公約”を徹底比較 物価高は?外国人政策は?党改革は? 次の総理にふさわしいのは誰だ【edge23】

子どもの命を守る「チャイルドシート」助手席に設置したら交通違反? → 適正に使用しない場合、事故死亡率に約4.7倍の差も【警察に確認してみると】

【都道府県順位】自転車ヘルメット着用率1位は愛媛70.3%、最下位は…着用しない理由は「かっこ悪い」が上位だった

「毒キノコを食べたらどうなる?」本当に危険なキノコは6〜24時間たってから症状が出始める【画像あり】

1歳の誕生日はスイカ、2歳はご飯ケーキにろうそくを、9歳の時には…重い食物アレルギーで命の危険に瀕したパティシエ 店の名前は「あんしん」 【笑顔のケーキをあなたに 後編】

なぜそこで?「Uターンが相次ぐ市道」目の前に交差点があるのに…交通違反にはならないのか警察に聞いてみると
