野沢温泉スキー場のレストランで2日、地下タンクにつながる配管が破損し、灯油が流出しました。

流出した灯油の量は、およそ6500リットルから7000リットルです。

前日までは異常はなく、タンクを管理する担当者が発見しました。

スキー場によりますと、配管は5年ほど前に新しく付け替えられたもので、外に出ている部分に屋根の雪が落ちたことで破損したとみられています。

当時、損傷した配管からは灯油が激しく吹きだしていて、4メートルほど積もっている雪を溶かしながら、その下に入り込んだとみられます。

スキー場の従業員が雪の回収などにあたっています。

スキー場は、灯油が直接、公共用水に流れこむおそれはないとみていますが、水質の監視などを行う県の北信地域振興局は、雪解けが進み地下にしみ込むと、伏流水として数日から数十年後に影響が出る可能性があるということです。