発生から1週間となった岩手県大船渡市の山火事。ようやくまとまった雨が降ったことで、新たな延焼は確認されなかったということです。避難生活の疲れが見え始めている住民たちが待ち望んでいた雨。避難所の雰囲気にも“変化”があったといいます。
大船渡で待ちわびた雨 延焼は…

待ちに待った雨。
地域の人
「ありがたいですね。さっきも(避難区域の)越喜来の方、見てきたんですけど、だいぶ弱まってた。もうちょっと降ってくれれば助かりますね」
「夕べからずっと空だけ眺めて、降ってもらえばと思ってるんだけどね。すぐ消えないような感じするけどね」
期待と不安が入り混じる中、雨は一日中、降り続けました。
喜入友浩キャスター
「夕方になっても雨が降り続いています。水たまりができるほどの雨が降っています」

5日で発生から1週間が経った岩手県大船渡市の山火事。これまでに市の面積の9%にあたるおよそ2900ヘクタールが焼けました。また、住宅など建物への被害が三陸町綾里や赤崎町外口で少なくとも78棟で確認されたということです。

未明から降り始めた雪は、その後、雨に変わりました。午後10時ごろまでに24.5ミリの雨が降っていて、6日午後6時までの24時間に予想される雨量は20ミリとなっています。
悪天候のため、5日は地上からの消火活動のみ行われていますが、早速、雨の効果があったようです。
大船渡地区消防組合 小野田利文 消防次長
「(消防隊の)地上隊の方からは『延焼が拡大されていないように見える』と報告。降雨によっての消火の効果だと思われますけども、あったかといえば少なからずあったということになっております」
ただ、鎮圧の判断は熱源の状況や安全確認などを総合的にみる必要があるため、避難指示の解除まではしばらくかかりそうです。

受験シーズンの最中に発生した山火事。不安を抱えながらも、受験生たちは5日、入試に挑みました。試験を終えた受験生は…
綾里地区から避難 熊谷莉久さん(15)
「普段とは違った環境で勉強もしましたし、落ち着かない心のままで勉強するようだったので、大変の一言なんですけど。国語と社会はそれなりに大丈夫かなと思ってます」














