節水は“良いこと”だけど…「ある程度は使って欲しい」
井上キャスター:
東京に住んでいる人は特に「東京は人口そんなに減らないから大丈夫だろう」と思っているかもしれませんが、2040年頃には東京も人口減少社会に突入します。そうすると東京でもかなりの値上げ率になることは避けられないかもしれません。
すでに皆さんもやっていると思いますが、節水方法の一例です。

【家庭で出来る節水方法】東京都水道局HPより
▼歯磨き(朝晩):コップに水を汲んで歯磨き
⇒30秒間流しっぱなしより月約220円の節約
▼お風呂の残り湯(毎日):洗濯・掃除に再利用
⇒月約650円の節約
(※1リットル当たりの単価=0.24円で計算、3人家族で1か月当たりの節約金額)
しかし、一般人からすると節水は良いことですが、水道事業者側の立場から見ると、「ある程度は水を使ってもらわないと…」というところがあります。

本庄市・上下水道部水道課の大島一弥主幹によると「水の使用量が年々減少しているのもあって、収入が減っている状況」だということです。
一人ひとりが節水などをすることは良いことですが、事業者側からすると▼給水人口の減少と▼節水機器の普及などで収入がさらに減少する予想となっています。