成績と向き合う術とは…

そして始まった新たな挑戦、自由な言動は、成績が伴わなければ意味をなしません。ここまでの調整が試される春季キャンプ。有言実行、バットでさらなる進化の手ごたえを掴んでいます。

楽天イーグルス 辰己涼介選手:
「結果ださないと意味がないし、結果の世界なんで、別に練習したとか、してないとか、努力した、してないは、あんまり、どうでもいいのかなと思っていて。プロセスは、自分の中にしまっておけばいいと思うんで、結果で示すのが、プロフェッショナルだと僕は思いますね」

日々の努力の積み重ねが自信を生み、その自信が結果につながっていきます。
ファンの期待もふくらむプロ7年目のシーズン、絶えず成長を続けるための秘訣は、意外にも具体的な目標を持たないことだと、辰己選手は語ります。

楽天イーグルス 辰己涼介選手:
「目標は高ければ高いいほどいいけれど、明確にしすぎても、それに囚われてしまうんで、あんまり一喜一憂してたりとか、(成績と)向き合い過ぎたら、しんどくなる、ガチャガチャみたいな感覚ですね。やってきたことは、やってきたし、どんなガチャポンが出てくるのか、シーズン終わったときにどんなガチャガチャが出てきたんだろうか、開けたときに成績が見えるというか、シーズン長いし、数字もずっと動くので、ただ終わりは決まっているから、そこが終わったときに、こんな成績残したんだという感覚でやりたいなと思っているけど、とんでもない成績を出すための準備は、してきたと自負してます」

ポーカーフェイスと裏にみえた野球へのひたむきさ。この人生に悔い悔を残さないために、彼は自分らしさを貫きます。

楽天イーグルス 辰己涼介選手:
「毎日、毎試合楽しむだけかなとは思います。高ければ高いほど、プレッシャーが強ければ強いほど、楽しいと思うんで、実力発揮しつつ、ふざけれるのが、僕のすごいところなんで。「俺は天才」という精神で、残り少ない野球人生を突っ走りたいなと思います」