新型コロナの影響も受けましたが新たな一歩です。
山口県萩市の県立萩看護学校で卒業式がありました。

卒業を迎えたのは、高校を卒業して進学した第一看護学科の学生38人と、准看護師の免許を持つ第二看護学科の学生16人の合わせて54人です。

1人1人の名前が呼ばれたあと滝口治代校長が代表に卒業証書を手渡しました。そして「困難を力に変え看護師として人として成長し続けてください」とはなむけの言葉を送りました。

卒業生代表 第一看護学科 竹本咲結さん
「つらいときは励まし合い、楽しいときは笑い合い、苦痛をともにしてきた仲間がいたからこそ最後まで歩み続けることができました」

新型コロナの感染拡大で、卒業生は入学したころは病院で実習が受けられないなどの影響がありました。

卒業生
「患者さんの立場に立って考えた看護を提供していけるような看護師になりたいと思います」
卒業生
「コロナで医療がひっ迫して物資とかも足りてなくてという状態で最前線に立って患者さんのために働かれている看護師さんとか見たらかっこいいと思いました」

卒業生のほとんどは国家試験を経て、春から看護師の道に進むことになります。