将来、福祉の仕事を担う高校生たちがきょう、仕事をする上で必要なことを学ぶ特別授業を受けました。

県立山辺高校・福祉科の生徒たちは在学中に国家資格である介護福祉士の資格取得を目指して勉強をしています。

介護の仕事に大切なのはもしもの時の対応力。

きょう、2年生は日本赤十字社の職員から意識のない人を発見した場合に行う心肺蘇生法の手順を教わりました。

日本赤十字社では救急隊が到着するまでに30回胸を押すことと2回の人工呼吸を繰り返し行うことをすすめています。

ポイントは「早く・強く・絶え間なく」。

皆さん、初めての実技講習はどうですか?

2年生の生徒「思ったより押しづらかったり力の加減が大変だった」

2年生の生徒「力が思ったより必要で途中から疲れてきた。キツイ」

また、AEDを使用して電気ショックを与える際は、周りに人がいないことを確認し大きな声で呼びかけるなど、専門的なスキルを学んでいました。

2年生の生徒「心肺蘇生を続けて1つの命を守るというのがとても大事だと思った。大事な授業を学べてとても良かった」