大分県別府市にある県農林水産研究指導センターで、世界三大花木の一つ「カエンボク」が、炎のような赤い花を咲かせています。
県農林水産研究指導センターの展示温室には、観賞用として200種類以上の熱帯植物が植えられています。このうち2月下旬に開花したのが、アフリカ原産の「カエンボク」。世界三大花木の一つとされ、炎のような赤い花が特徴です。

およそ10年前に植えられた木は5メートルほどの高さに成長していて、枝の先端部分に花をつけています。バナナのようなつぼみと釣り鐘型の花は南国の雰囲気を感じさせます。
(佐藤善人主幹研究員)「毎年2月から3月にかけて花が咲きます。赤い燃えるような花が特徴ですね。高いところに花が咲いているので首が痛くならない程度に見上げてもらえればいいかなと思う」
カエンボクは3月中旬にかけて見頃が続く見通しで、展示温室は午前9時から午後4時まで一般開放されます。