春の全国火災予防運動に合わせ、愛媛県内有数の観光地・道後の宿泊施設では、防災訓練が行われ、参加者が多様な宿泊客への対応を確認しました。
道後温泉のホテル「茶玻瑠」で行われた4日の訓練には、ホテルの従業員や消防などおよそ100人が参加し、4階客室から出火した想定で進められました。
出火を確認した従業員が、消火器で初期消火にあたります。
「415から火災、初期消火失敗しました。通報お願いします」
また、別の従業員たちは消防に通報し、火事の状況などを伝えたり、宿泊客に避難を呼びかけたりします。
「火事です、火事です、避難してください。エレベーターを使わず階段から降りてください」
道後温泉旅館協同組合によりますと、会員の宿泊施設には去年、延べおよそ8万5000人の外国人が訪れていて、訓練では「火事です、逃げてください」と多言語で書かれたプラカードも掲げ、外国の宿泊客を誘導しました。
さらに、車いす利用者は3人の消防隊員で救助。
けがをした人に外に設けたスペースで応急処置を施すなど、参加者は火災に備え対応を確認していました。
松山東消防署 渡部和彦副署長
「今回、外国人の方や障がいのある方、多く参加していただきました。すべての方が安心して松山を訪れていただけるよう、今後も引き続きこのような訓練を繰り返していきたい」
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