重厚なレンガ造りの「愛岐トンネル群」

トンネル内部は、5重巻きのレンガ造りで重厚感があります。「一般的な道路は2重巻きだったり、重厚な造りでも4重巻きはあったりするが、5重巻き構造は鉄道ならでは」と道マニア。
さらに、崩れやすい場所に造られた「6号トンネル」の入口は7重巻きで、より頑丈な構造になっています。

落石から守るため、トンネルの外に造られた防護柵には古いレールが再利用されており、当時のまま保存されています。
また、強度を高めるために地中に造った底部の逆アーチ部“インバート”の一部を見ることができ、当時の高い技術がうかがえます。