災害が起きた時、被災地に必要な物資を迅速に届けるため、北陸地方整備局がコメリが設立したNPO法人コメリ災害対策センターと、3日に協定を結びました。

災害が発生した際には、全国にあるコメリグループの流通センターや店舗を通じ、“土のう”や“ブルーシート”などの物資をいち早く被災地に届けられます。

【NPO法人コメリ災害対策センター 捧雄一郎 理事長】
「店舗や物流センターを活用していただきながら、今まで以上に広域に組織化された対応ができれば」

【北陸地方整備局 高松諭 局長】
「昨年元日に発生した能登半島地震でも資材が足りなくなる実情が発生しました。頻発化、激甚化する災害に対して備えを充実させていく」

NPO法人はこれまでも全国各地の自治体と同様の協定を結んできましたが、国の機関と締結するのは初めてだということです。